パチンコの実機を購入するに当たり、相場価格がどのように決まるのか疑問を抱えている方は少なくありません。
- 実機を購入するならば少しでも安い料金が良い
- 値段が安くなったタイミングを見計らって買いたい
このように考えるのは普通ですし、何百万円もする実機は手が出ないと思います。
そこで、パチンコの実機の相場価格がどのように決まるのか見ていきましょう。
メーカーの販売台数やホールの設置台数
メーカーの販売台数やホールの設置台数は、パチンコの実機価格を大きく左右する要素となっています。
具体的に台数が実機の価格とどう影響しているのかまとめてみました。
- メーカーの販売台数が多くてホールの設置台数も多い人気の主力機種であれば、中古市場に溢れて個人が入手しやすくなる
- メーカーの販売台数が少なくてホールにも少ないレア台は、中古市場に溢れにくく価格が高騰しやすい
三洋物産や平和など大手のメーカーのパチンコ台は販売台数が多く、ホールも新台入れ替えで1島だけではなく2島や3島を導入することもあります。
一方でまさむら遊機やエース電研などマイナーなメーカーの場合、販売する台数自体が少ないのが特徴です。
- 北斗の拳や海物語とは違ってマイナー機種は販売台数が少ない
- ホールも新台として一気に導入しない
- 中古市場に溢れなければ価格が下がらない
- 価格が下がるまで流通量が多い機種の数倍の期間がかかる
このような仕組みとなり、好きな機種があっても手が出ないケースは少なくありません。
もちろん、販売台数の多い機種でも長く設置されている人気機種はホールが手放すことはなく、実機の相場は下がりにくくなっています。
パチンコのMAX規制や確変65%規制などの影響も意外と大きく、現在では中古品でも100万円を超える機種が増えているのです。
メーカーが力を入れている機種は価格が高くなる
メーカーが力を入れている機種は、必然的に実機の価格も高くなります。
パチンコ台は何をもって人気なのか評判なのか見極めるのは難しいものの、以下では流通量を動かすポイントとなる要素を幾つか挙げてみました。
- サミーの北斗の拳や三洋の海物語など、今までに数多くのシリーズを出している
- アニメとのタイアップ製品で原作のファンが多くついている
- 雑誌や情報サイトで特集されている回数やピックアップされている期間
「新台の北斗の拳には期待していたのにスペックがクソだった」など、前評判で注目されていても実際に稼働してからウケが悪いケースは多々あります。
しかし、ユーザーからの人気や評判が流通量に影響を及ぼしているのは間違いなく、その都度市場価格が上がったり下がったりしているのです。
前評判が悪くてホールでも減台し始め、中古市場で溢れ返って安くなった実機でも、時間の経過で再び人気が出始めて中古価格が高騰することもあります。
- 価格の相場の流れを個人が掴むのは難しい
- 気付かない間に中古品の市場価格は上下している
こういった特徴があるため、パチンコの実機を購入するに当たって最も安い時に手を出すのは難しいでしょう。
「主力のメーカーが作っていて販売台数が多かった」「登場してから数年間が経過してホールに設置されていない」「規制による影響で新たに設置できない」と3つの要素が重なり合った場合は相場価格が変動しにくく、比較的安い価格で実機を購入できます。
実機を販売している通販サイトのキャンペーン
パチンコの実機を販売している通販サイトによっては、定期的にキャンペーンが実施されています。
実際にパチンコ台の販売ページを見れば分かりますが、以下のように割引価格で提供されていることが多いのです。
通常価格:57,900円(税込)
キャンペーン価格(70%FF):17,370円(税込)
「ホールから撤去され始めた」⇒「中古市場に流通し始めた」⇒「在庫で溢れ返っている」と相場価格が変化し、販売会社が売り捌きたいのが理由だと考えられます。
人気機種は100万円近くの価格設定がされていることも多いですし、色々な通販サイトを見比べてキャンペーンで購入できるのかチェックした方が良いでしょう。
ただし、「○○万円であれば十分に安いから購入する価値はあるな」と自分では思っていても、時間が経って更に価格が下がるケースはあります。
逆にパチンコ台の人気が出て価格が高騰することもありますので一概には説明できないものの、後悔のない価格とタイミングでパチンコの実機を購入して自宅で楽しんでみてください。